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car audio newcomer! U-23 スズキ ワゴンRスティングレー(オーナー:佐々木堅一さん) by  Warps 後編

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イベントで見かけたオーディオカーに強く影響を受けて広島県のWarpsでカスタムインストールをはじめた佐々木さん。ラゲッジのデザインに徹底してこだわり、完成してきたカスタムに大興奮。いよいよイベントに愛車を持ち込んでデビューすることになった。

オーナーお気に入りの
カスタムラゲッジがついに完成

「ぱっと見て誰にでもインパクトを与えられる」ことを目指してカスタムしたラゲッジ。プロショップのWarpsがさまざまなテクニックやアイデアを駆使して作り上げた愛車をはじめて見たときの、オーナーの感想は「リアゲート開けたらスゴい!」だった。外装はほぼノーマル状態なのに、リアゲートを開けると内装が大胆にカスタムされてうる、そのギャップにオーナーは完全にやられてしまったようだ。「色のセンスも自分の好みにぴったり。他のカスタムカーでは見られないスタイル&センスなのもすごく満足してます」。

ちなみに、Warpsではカスタムする際には「オーナーのイメージに合わせてカスタムのスタイルやデザイン、色を決めています」という。「そのために、普段からオーナーが着ている服、履いている靴、好きなパーツなどをチェックしているんですよ。そこから好みの色や似合うカラーリング&デザインをプランします」とのこと。偶然オーナー好みのクルマに仕上がったのではなく、ショップスタッフの日々の積み重ねがあったらこそ、オーナーにぴったりフィットするカスタムができ上がったというわけなのだ。

もう一つのチョイスがサウンド面。ここでオーナーが目指したのは「大好きなEDMをパワフル&クリアに聞くこと」だった。そこでショップと相談して決めたユニットがロックフォードだった。外向きサウンドでの非常にパワフルな鳴りっぷりも含めてお気に入りとなった。日常の通勤時ではその心地良いサウンドに「通勤するのが楽しくなった」ほど。サウンドもオーナーの望みにピタリとフィットする方向性がチョイスされたようだ。

◆完成したクルマへのまわりの
反応でその完成度の高さを感じた

でき上がったクルマは、カスタム費用を援助してもらった弟に真っ先に見せに行った。そこでの弟の反応は「スゴい!!」と仕上がりを大変喜んでくれたという。カスタムのこともわかる弟が、高く評価してくれたのもオーナーは嬉しかったという。またショップで出会ったオーディオ仲間からの反応も上々、デザインや仕上がりの評価も高かったとか。信頼している仲間からの評価もオーナーにとっては力強かったという。

そんなオーナー、カスタムしている最中、ずっと気になっていたことがあったという。「クルマを作り始めるときにはカスタムの予算がすごく心配でした。カスタムのレベルが上がっていくに連れて、掛かると思われる費用にドキドキしていました。しかし実際にクルマができ上がってくると思ったよりもリーズナブルでほっとしたというのが正直なところです」。カスタム費用はすごく高価だという先入観は良い方向に裏切られたのだった。

カスタムが完成して弟や仲間から「カッコいい」と言ってもらうと、次は「もっと多くの人に見て欲しい」となるのが人情というもの。とはいっても、いきなりのイベント出場は少々ハードルが高かった。「クルマは完成したんですが一人でイベントに行くのは厳しいな~と思っていたんです。そんな時、いつものオーディオ仲間が“一人じゃ行きづらいだろう”とイベントに誘ってくれたんです。それで安心してイベントにエントリーできたんです」。

どきどきのイベントデビュー
果たしてギャラリーの評価は?

いよいよイベント当日、自分のクルマを注目してくれるギャラリーがいるのか? そんな心配が先立ったという。「でも実際にイベント会場に行くと、いろんな人が自分のクルマを見に来てくれたんです。それを見ていたらすごく嬉しくなってきて本当にカスタムして良かった~! と思いました」。自分の愛車に施したカスタムを見てもらえるのは嬉しいことだとオーナーは言う。これがカスタムのひとつの醍醐味なんだと知ったのも初イベントでの経験だった。

「ショップでのオーディオ仲間も増えた最近ですが、ショップに行くといろいろなことを客同士で教えてくれるのも良いところです。ショップで何かをしてもらうという感じではなく、ショップに行って仲間との交流するのが楽しいんです。そんなスペースを提供してくれているのがプロショップなんですね」。カスタムオーディオを軸にして仲間とのコミュニケーションもどんどん深めているオーナー。情報収集やオーディオの知識も日ごとに深まっている。

ラゲッジのオーディは完成したが、クルマのカスタムはまだまだ続いている。「今後はフロントまわりのオーディオをカスタムしたいです。足まわりも手を付けていきたいところです。現状では完成度は50%ってところ、まだまだやりたいことがいっぱいです」。もう少し子供の手が離れたら、クルマ好きな奥さんと一緒にカスタムをもっと積極的に行いたいという。夫婦でプランしたカスタムデザインでイベントにエントリーする日もそう遠くないかも。

《text:土田康弘》

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