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ロングバージョン追加の可能性は…レクサス LS 新型、詳細をチェック[写真蔵]

自動車ニュース

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1989年に初代モデルが発表されたレクサス『LS』(当時の国内仕様は『セルシオ』)がフルモデルチェンジし5代目となった。レクサスブランドそのものがLSからスタートしており、LSの歴史はレクサスの歴史とも言い換えられる。

国内モデルに限っていえば、初代から3代目までがセルシオ、先代に当たる4代目からがレクサスLSとなる。4代目LSは11年という異例の長期間にわたり製造されている。新型はGA-Lと呼ばれる『LC』にも採用された新しいプラットフォームを用いて設計された。4代目が標準とロングの2つのホイールベースを持っていたが、新型のホイールベースは1種のみ。

ではあとからロングが追加されるかと言えばその可能性は低い。新型のホイールベースは4代目ロングよりも35mm長い3125mmとなっているからだ。このロングホイールベース化に伴い、スタイリングはクォーターウィンドウを持つ6ライトウインドウに変更されている。

搭載されるパワーユニットは3.5リットルのツインターボと、3.5リットルガソリンエンジン+モーターのハイブリッドの2種。ツインターボの出力は310kW、ハイブリッドはシステム出力で264kWとなる。トランスミッションはツインターボが10速AT、ハイブリッドが電気式CVTとなる。駆動方式はともにFRの2WDと4WDを用意。

安全装備、運転支援についても大きく進化。プリクラッシュセーフティは自動ステアリング操作によるアクティブ回避操作支援をプラス、パーキングアシストでは車両後方の幼児などを検出できるようになった。

内装に採用されている切り子ガラスのデザインを生かしたオーナメントと、折り紙をヒントにしたという独特のプリーツが与えられた内張のセットはオプションとなっている。

ツインターボの「LS500」は980万円、ハイブリッドの「LS500h」は1120万円がスターティングプライス。

撮影車両はとくに記載のないものについては「LS500hエグゼクティブ」で、オプションのドアトリムオーナメントや切子調カットガラスオーナメントなどが装着されている。

《text:諸星陽一》

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