フォードのベストセラー、『フォーカス』次期型プロトタイプが、芸術的なカラーリングを施し、ファイナルテストを開始した。市街地に現れたのはセダンとハッチバックで、共にほぼフルヌードの状態だ。
捉えた開発車両は、現行モデルから刷新されたL字型テールライトやフロントバンパー、ハッチバックとセダンで異なるデイタイムランニングライト付きLEDヘッドライトやコンパクトなエアインテークを装備している。
ハッチバック、セダン共に全長、及びホイールベースが延長され、居住空間がアップすると見られている。セダンはBピラー以降のラインをよりスムーズにし、より優れた空力対策が取られている。ハッチバックは、ライト中央に走るデイタイムランニングライトや、バンパー形状により、スポーティな印象だ。
パワートレインは、最高出力140pを発揮する1リットル直列3気筒ガソリン「EcoBoost」エンジン、150ps及び200psを発揮する1.5リットルエンジンをラインアップし、遅れてEVモデルの投入もありそうだ。
さらに上位モデルには、最高出力280psを発揮する2リットルの「EcoBoost」を搭載する『ST』も期待されている。
ワールドプレミアは、早ければ2018年1月のデトロイトモーターショー、遅れれば、3月のジュネーブモーターショーと予想されている。
《text:子俣有司@Spyder7》