フォード『フォーカス』の派生モデル『フォーカス ワゴン』次期型が、ニュルブルクリンク北コースで高速テストを開始した。カメラマンのレポートでは、その過激な走りに目を奪われたという。
フォードは2016年に日本から撤退したが、2000年の日本カー・オブ・ザ・イヤー「輸入車部門」では、2位に食い込む検討も見せたのが「フォーカス」だ。1998年に発売されて以降、20年の歴史を持つフォーカスが次期型で更なる進化を見せている。
動画では、スキール音をけたたましく響かせ、コーナーを攻める走りが見られる。そのスピード感はまるでハイスペックの「RS」のようだ。
次期型では、ヘッドライトにボルボ風LEDデイタイムランニングライトを装備し、メッシュグリルなどによりスポーティなデザインを特徴とする他、「Cプラットフォーム」を採用しホイールベースを50mm延長、優れた後部座席レッグルームと大きなトランクルームを提供してくれる。
パワートレインは、1リットル直列3気筒「エコブースト」エンジンと『フィエスタST』から流用される1.5リットル直列3気筒ターボエンジン、そしてハイブリッドモデルのラインナップが予想される。
ワールドプレミアは、2018年3月の「ハッチバック」に続き、10月に「ワゴン」及び「セダン」が期待されている。
《text:Spyder7 編集部》