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【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.2「パワーアンプ編」その9 “クラス”について・2

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ロックフォード・フォズゲート T400X4ad全 1 枚写真をすべて見る

カーオーディオ愛好家に向けて、製品選びの“傾向と対策”を紹介している当コーナー。現在は、「パワーアンプ編」と題してお贈りしている。その9回目となる今回は、“クラス”についての解説の続編をお届けする。

前回、パワーアンプの「働かせ方」の違いとして、「A級」、「B級」、「AB級」があることを説明した。実は、カーオーディオのパワーアンプにはもう1つがある。「D級」がそれだ。

「D級」は、それ以外の3つとは仕組みが大きく異なっていて、結果、“高効率であること”、“発熱量が少ないこと”、“小型化が可能なこと”といったメリットを発揮する。

ただ、音質については他の“クラス”と比べてビハインドがあった。なので、サブウーファー用のアンプに採用されることが多かった。パワーが優先される局面で力を発揮してきた、というわけだ。

しかしながらここ十数年においては、その図式はほぼ崩れ去ったと言っていい。高音質を実現する「D級アンプ」が続々と登場してきているのだ。

また、小型化もますます進んでいる。“ウルトラスモールアンプ”と呼ばれる超小型モデルも多々登場してきた。これらは、シート下はもちろん、場合によってはグローブボックス内に収まるほどの小型化が達成されている。

なお、タイトル写真として使った『ロックフォード・フォズゲート T400X4ad』では、「A級」と「D級」のいいとこ取りをした「AD級」が採用されている。このように、「D級」の技術はますますの進化が果たされている。

“省スペース”、“省電力”にこだわるのであれば、「D級」アンプにも注目しよう。音質性能的にも満足度の高い「D級」アンプは、結経多い。

今週はここまでとさせていただく。次週もパワーアンプについての分析を継続する。お楽しみに。

《text:太田祥三》

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