イタリア・トリノを拠点とするFCT傘下のチューニングエーカー「Giannnini Automobili S.p.A」(ジャンニーニ オートモビル)は、『フィアット500』をベースとした最新カスタムカー『ジャンニーニ 350GP4』を発表した。
ジャンニーニ社は1920年に創立された歴史あるチューナーで、フィアットのハイスペックモデルやヴィンテージカーのレストアなどを手がけている。2017年6月には、「フィアット500」をベースとした「ジャンニーニ 350GP」を発表したが、「350GP4」はその進化系となる。
ボンネットには、5つのエアインテーク、フロントエンドはカーボンファイバー・スプリッター、リアには赤い垂直のディフューザーの他、ルーバーを装備した迫力のオーバーフェンダーを持ち、サイドミラーなど、多くのパーツにカーボンファイバーを使用している。
「350GP」との最大の違いは、4シーターと4WDへの進化だ。パワートレインは、『アルファロメオ 4C』から流用される直列4気筒エンジンで、最高出力は350psを発揮する。
販売台数や価格の詳細は発表されていないが、「350GP」が限定100台、150,000ユーロ(約1,995万円)だったので、「350GP4」は2千万以上の値がつくと予想される。
《text:Spyder7 編集部》