英国のロータスカーズは10月20日、『エリーゼ・カップ260』を発表した。
同車は「エリーゼ」の最速モデル、「エリーゼ・カップ250」をベースに、モータースポーツの最新技術を導入しながら、性能をさらに高めたモデル。世界限定30台が販売される。
エリーゼ カップ260では、カーボンファイバー製パーツの採用で、さらなる軽量化を追求。大型リアウイングやエンジンカバーなどをカーボンファイバー製とし、専用のブレーキディスクも装着される。これにより、エリーゼカップ250に対して、15kgの軽量化を達成。乾燥重量は869kgとした。
トヨタ製の1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、大容量スーパーチャージャーを追加したユニットは、吸排気系を中心に専用チューン。最大出力250hp、最大トルク26kgmを引き出す。トランスミッションは6速MT。0~96km/h加速3.9秒、最高速243km/hの性能を発揮する。
エアロダイナミクス性能も向上。カーボンファイバー製フロントリップスポイラー&リアウイングなどにより、243km/hの最高速到達時に、最大180kgのダウンフォースを獲得している
《text:森脇稔》