ポルシェのミッドシップクーペ『718ケイマン』の高性能モデルとなる『718ケイマンGTS』の、ワールドデビュー直前の姿を捉えた。
フロントバンパーは新形状となり、空力性能を向上させると思われるスプリッターが追加。サイドのエアスクープは大型化されているように見える。リアのディフューザーや、センター出しツインエキゾーストパイプなどの特徴は、718ケイマンSほぼそのままのようだ。
ボディの色と調和したクリアカラーのクリスタルレンズ・テールライトは引き締まった印象を与える。室内にはロールケージも見られるが、これはテスト車両のみの装備だろう。
パワートレインは、2.5リットル直列4気筒エンジンをハイチューンし、最高出力は20psアップの370psへと向上、0-100km/h加速は4.2秒のパフォーマンスを発揮すると見られる。
ワールドプレミアは、9月のフランクフルトモーターショーとなるだろう。またポルシェは、2018年秋にもケイマン史上最強となる「RS」を投入すると噂されている。
《text:子俣有司@Spyder7》