イタリアに本拠地を置くスーパーカーメーカー「パガーニ アウトモビリ」は、5年前に不慮の事故にあった『ゾンダ』を復活させ、「ゾンダ ファンタズマ EVO」として公開した。
それは2005年、シャシーナンバー「53」と刻まれたメタル・オレンジの「ゾンダ」が、2012年にクラッシュに巻き込まれ、パガーニへ搬送された事故がきっかけとなった。
そして2017年、事故車は最新仕様へアップグレードされ、「ゾンダ チンクエ」や「ゾンダ R」からインスピレーションを得たデザインへ進化、イタリア語で幽霊を意味する「ファンタズマ」を名付けられ、見事復活を果たした。
パワートレインは、メルセデス AMG製7.3リットルV型12気筒エンジンを搭載し、最高出力は760psを発揮、カーボンファイバー製エアロパーツにより、当時から大幅にパフォーマンスが向上した「EVO」モデルとなっている。
《text:Spyder7 編集部》