メルセデスベンツの最小クロスオーバーSUV、『GLA』次期型プロトタイプを、カメラが捉えた。カモフラージュは薄く、ある程度のディティールが見えてきた。
現行モデルと比較してみると、より薄型となったヘッドライト&テールライトが確認できる。またリアウィンドウは寝かされ、流行のクーペスタイルであることも分かる。
『Aクラス』次期型と共有する「MFA2」プラットフォームを採用するボディは、ホイールベースを延長、トレッドも拡大され後席居住空間も向上すると見られる。
パワートレインは9速DCTと組み合わされる、2リットル直列4気筒エンジン、及びプラグインハイブリッドのラインナップとなりそうだ。さらに遅れて、完全EVモデルが投入される可能性もあることがわかった。現在、航続距離400km~500km程度を目指し、開発中との情報が入っている。
安全技術では「レーダーセーフティー」が大幅に進化、ステアリングアシスト機能や自動ブレーキの機能向上が図られる。室内では「デュアル・デジタルスクリーン」の採用による豪華装備に期待したい。
メルセデスベンツは、今後8年間に8台のFFコンパクトモデルの新型を計画しており、「GLA」次期型はその第一弾として2019年にも市場投入が予想される。
《text:子俣有司@Spyder7》