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ますます白熱!!『第3回 ハイエンドカーオーディオコンテスト』 詳細リポート! Part.1

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もっとも大規模で、もっとも白熱する“サウンド・コンペティション”の1つ、『High-end Car Audio Contest』の“第3回”大会が、7月22日、23日の両日にわたり、静岡県・ツインメッセ静岡を舞台に盛大に開催された。

なお当イベントは、多くの参加ショップ、協力者の手作りによって運営されていて、今年もまた関係者全員の素晴らしい一致団結により、前日の準備から後片付けまでがスームズに進行。参加台数、コンテンツ、そして審査方法等々もろもろが大がかりでありながらも、すべてのプログラムが平和に、そして盛況のうちに終了した。

当サイトでは本日から3日間にわたり、登録店から参加した注目車両を、じっくりとご紹介していく。まずは、初日に審査が行われた各部門にエントリーしたクルマを、順不同でピックアップする。

ホンダ・オデッセイ(オーナー/渡辺洋一さん)by カーファイ

 ユーザーカー部門 CD・プロフェッショナルAクラス

ホンダ・オデッセイ(オーナー/渡辺洋一さん)by カーファイホンダ・オデッセイ(オーナー/渡辺洋一さん)by カーファイホンダ・オデッセイ(オーナー/渡辺洋一さん)by カーファイホンダ・オデッセイ(オーナー/渡辺洋一さん)by カーファイホンダ・オデッセイ(オーナー/渡辺洋一さん)by カーファイ
カーオーディオ歴は約20年という渡辺さんは、インストールが完成して間もないオデッセイで参加した。搭載システムは以下のとおりだ。メインユニットにカロッツェリアのRS-D7XIIIを使い、プロセッサーには同・RS-P90Xを採用する。そしてそれらに組み合わせるパワーアンプとスピーカーはすべて、オーディソンで統一した。課題曲『井筒香奈江/Stay My Blue ~君が恋しくて~』では、情緒感のあるボーカルと、深み・厚みのあるベース、クリアかつ柔らかなピアノのバランス等に、『ショパン/ピアノ協奏曲第1番』では、ホールの空気感、透明感あるピアノ、弦楽器の重厚な響き等に留意して調整されているとのことだ。聴いてみると、サウンドが温かく、耳当たりの心地良さが印象的。立体感の表現も秀逸だった。

トヨタ・エスティマ(オーナー/姫田 勝さん)by ピットハウスコスギ

 ユーザーカー部門 CD・プロフェッショナルAクラス

トヨタ・エスティマ(オーナー/姫田 勝さん)by ピットハウスコスギトヨタ・エスティマ(オーナー/姫田 勝さん)by ピットハウスコスギトヨタ・エスティマ(オーナー/姫田 勝さん)by ピットハウスコスギトヨタ・エスティマ(オーナー/姫田 勝さん)by ピットハウスコスギトヨタ・エスティマ(オーナー/姫田 勝さん)by ピットハウスコスギ
姫田さんは、フロント2ウェイスピーカーを2chパワーアンプ1台で鳴らすという、シンプルシステムが構築されたエスティマで参加した。しかしながら、各ユニットに名機をおごったゴージャス仕様。メインユニットがダイヤトーンサウンドナビ・NR-MZ200PREMI、パワーアンプがシンフォニのPRODIGIO、そしてスピーカーがダイヤトーン・DS-SA1000、という構成だ。井筒香奈江の楽曲では、ウッドベース、ピアノ、ボーカルの表現力が良くなるようにS/N感を重視して、ピアノ協奏曲では、ピアノとオーケストラの音のバランス等に注意してサウンドチューニングを実行したとのことだ。試聴してみると、質感が非常に繊細でスムーズ。濃厚でリッチなサウンドを満喫できた。

メルセデス-ベンツ・E350(オーナー/猪狩 究さん)by クァンタム

 ユーザーカー部門 内蔵アンプクラス

メルセデス-ベンツ・E350(オーナー/猪狩 究さん)by クァンタムメルセデス-ベンツ・E350(オーナー/猪狩 究さん)by クァンタムメルセデス-ベンツ・E350(オーナー/猪狩 究さん)by クァンタムメルセデス-ベンツ・E350(オーナー/猪狩 究さん)by クァンタムメルセデス-ベンツ・E350(オーナー/猪狩 究さん)by クァンタム
猪狩さんはメルセデス-ベンツで参加した。現在のオーディオシステムは夏前に完成したばかりで、製品構成は以下のとおり。メインユニットがダイヤトーンサウンドナビ・NR-MZ200PREMI、プロセッサーおよびパワーアンプは当機に内蔵のものを活用し、組み合わせるスピーカーにはダイヤトーン・DS-SA3をチョイスしている。サブウーファーにはカロッツェリアのTS-W1000RSを用いて、当機をドライブするパワーアンプにも同じくカロッツェリアを使用する。調整においては、音の厚みが感じられ、スムーズで繋がりの良いトーンバランスになるように、そして各帯域の音色にも注意したとのことだ。その音は、至ってナチュラルで滑らか。そして雰囲気がリアル。手応えあるサウンドが楽しめた。

BMW・120i(オーナー/平山隆則さん)by AV関西 堺店

 ユーザーカー部門 CD・プロフェッショナルAクラス

BMW・120i(オーナー/平山隆則さん)by AV関西 堺店BMW・120i(オーナー/平山隆則さん)by AV関西 堺店BMW・120i(オーナー/平山隆則さん)by AV関西 堺店BMW・120i(オーナー/平山隆則さん)by AV関西 堺店BMW・120i(オーナー/平山隆則さん)by AV関西 堺店BMW・120i(オーナー/平山隆則さん)by AV関西 堺店BMW・120i(オーナー/平山隆則さん)by AV関西 堺店
音楽が好きで、クルマでも良い音が聴きたいという理由で、約8年前からカーオーディオを組み始めたという平山さん。現在の愛車のシステムは昨年の秋に完成したとのことだ。製品構成は以下のとおり。ソースユニットとしてソニーのウォークマンを使い、プロセッサーがヘリックス・DSP PRO、パワーアンプがブラックス、フロント3ウェイスピーカーがモレル、サブウーファーがハーツ、という布陣である。井筒香奈江の楽曲では、しっとりと歌い上げるボーカルを表情豊かに、ピアノ協奏曲では、ピアノの跳ねるようなイメージを壊さぬように、かつオーケストラの迫力や幅、定位にも注意して調整したとのことだ。聴いてみると、1音1音の粒立ちが良く明瞭。ツヤと響きの美しさにも魅了された。

メルセデス-ベンツ・C200ステーションワゴン(オーナー/最相史郎さん)by イースト

 ディーラーカー/ユーザーカー混合部門 クラリオンFDSクラス

メルセデス-ベンツ・C200ステーションワゴン(オーナー/最相史郎さん)by イーストメルセデス-ベンツ・C200ステーションワゴン(オーナー/最相史郎さん)by イーストメルセデス-ベンツ・C200ステーションワゴン(オーナー/最相史郎さん)by イーストメルセデス-ベンツ・C200ステーションワゴン(オーナー/最相史郎さん)by イーストメルセデス-ベンツ・C200ステーションワゴン(オーナー/最相史郎さん)by イーストメルセデス-ベンツ・C200ステーションワゴン(オーナー/最相史郎さん)by イースト
カーオーディオ歴は約25年になるという最相さん。いまだ現役の名機、クラリオン・9255と最新システム、フルデジタルサウンドのコマンダーとを、並べてインストール。フルデジタルサウンドを採用したのは、これがやりたかったから。そして、コストの割に高音質であることもチョイスの理由となっているとのことだった。なお、ソースユニットにはアステルアンドケルンのDAPを使っていた。普段は“黒人音楽”全般を好んで聴いていて、超低域の分厚い音が好みという。今回のチューニングにも好みの方向性を盛り込んでいるとのことだった。試聴してみると、低音のエネルギー感がまずは印象的。音に芯があり、太く伸びやか。全体的にも厚みがあり、余韻の美しさも光っていた。

トヨタ・タンク カスタム(オーナー/赤平誉也さん)by ルロワ

 ディーラーカー/ユーザーカー混合部門 クラリオンFDSクラス

トヨタ・タンク カスタム(オーナー/赤平誉也さん)by ルロワトヨタ・タンク カスタム(オーナー/赤平誉也さん)by ルロワトヨタ・タンク カスタム(オーナー/赤平誉也さん)by ルロワトヨタ・タンク カスタム(オーナー/赤平誉也さん)by ルロワトヨタ・タンク カスタム(オーナー/赤平誉也さん)by ルロワトヨタ・タンク カスタム(オーナー/赤平誉也さん)by ルロワ
当車が初めてのオーディオカーだという赤平さん。クルマが好きでカスタムイベントに行くようになり、その中でカーオーディオにも興味を持ち、システムインストールを決意。クラリオンのフルデジタルサウンドを選んだ理由は、「これにてシステムを完成できるから」。なお当車には、メインユニットとしてクラリオンのニュー9型ナビがいち早く導入されていた。これによりフルデジタルサウンドをナビ画面で自在にコントロールできる。また、ナビから音楽データをデジタルのままフルデジタルサウンドシステムに出力することも可能だ。その音は、バランスが良くクリア。密度感が高く、コクもあった。また、臨場感が高いことも特長で、ホールの空気感等もリアルに再現されていた。

スバル・レガシィ(オーナー/荒木伸一さん)by ジェイクラブ

 ユーザーカー部門 内蔵アンプクラス

スバル・レガシィ(オーナー/荒木伸一さん)by ジェイクラブスバル・レガシィ(オーナー/荒木伸一さん)by ジェイクラブスバル・レガシィ(オーナー/荒木伸一さん)by ジェイクラブスバル・レガシィ(オーナー/荒木伸一さん)by ジェイクラブスバル・レガシィ(オーナー/荒木伸一さん)by ジェイクラブスバル・レガシィ(オーナー/荒木伸一さん)by ジェイクラブ
愛車・レガシィで参加した荒木さん。約5年前にユニットを積み始め、以後4回ほどのシステムアップを敢行し、現在の形が完成しているという。使用ユニットは以下のような顔ぶれだ。メインユニットがカロッツェリアのDEH-P01。この内蔵プロセッサーでサウンドを制御し、内蔵パワーアンプで信号を増幅している。フロントスピーカーもカロッツェリアで統一し、1000RSシリーズで3ウェイを構築。サブウーファーも同シリーズだ。井筒香奈江の楽曲では、演奏とボーカルのバランス、ピアノ協奏曲では、スケール感と空気感を意識して調整したとのこと。聴いてみると、S/N感が高く、密度感も良好。リアルなサウンドステージが再現されていて、余韻や響きの美しさにも良さが出ていた。

日産・エルグランド(オーナー/中溝一馬さん)by パラダ

 ユーザーカー部門 CD・プロフェッショナルBクラス

日産・エルグランド(オーナー/中溝一馬さん)by パラダ日産・エルグランド(オーナー/中溝一馬さん)by パラダ日産・エルグランド(オーナー/中溝一馬さん)by パラダ日産・エルグランド(オーナー/中溝一馬さん)by パラダ日産・エルグランド(オーナー/中溝一馬さん)by パラダ
2年ほど前にバックカメラの修理のためにパラダを訪れ、そこでデモカーの音を聴き、カーオーディオに興味を持ったという中溝さん。以後、こつこつとビルドアップを重ねて現在のシステムを完成させたとのことだ。使用ユニットは以下のような顔ぶれとなっている。ソースユニットがビーウィズのMM-1D、プロセッサーがヘリックス・DSP PRO、パワーアンプにはモスコニとグラウンドゼロを使い、フロントスピーカーがモレル、サブウーファーがJLオーディオ、という布陣となっていた。調整においては、「ピアノの響きとタッチ」、「楽器の鳴り」、「余韻」等に注力したとのことだ。試聴してみると、ステージの立体感がまずは好印象。音色の質感や雰囲気の良さにも特長があった。

アウディ・A4(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブ

 ユーザーカー部門 CD・プロフェッショナルAクラス

アウディ・A4(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブアウディ・A4(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブアウディ・A4(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブアウディ・A4(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブアウディ・A4(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブアウディ・A4(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブアウディ・A4(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブ
カーオーディオ歴は30年以上というベテランの古渡さん。当初はハンドメイドで楽しんでいたのだが、自作ではオーディオシステムを交換しにくいタイプのクルマを所有した10年ほど前から、サウンドウェーブを頼りにしているとのことだ。愛車のアウディには、以下のようなシステムを搭載している。メインユニット、プロセッサー、パワーアンプをカロッツェリアXで統一し(パワーアンプはRS-A09Xを4台使用)。スピーカー群はカロッツェリアの1000RSシリーズで固めた。井筒香奈江の楽曲では、ベースの生々しさ、優しく柔らかい歌声、ピアノ協奏曲では、スケール感と響きを大切に調整したとのこと。その音は、情報量が多くリアル。深みのある、ハイレベルな音場が再現されていた。

《text:太田祥三》

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