メルセデスのエントリーハッチバック、『Aクラス』次期型プロトタイプが、ニュルブルクリンク北コースで高速テストを開始した。
カモフラージュが軽くなったプロトタイプからは、薄型ヘッドライト、エアインテーク形状、フロントからリアドアへキックアップされたキャラクターラインなどが確認出来る。
次期型プラットフォームには、ルノー・日産アライアンスと共有する、「MFA2」を採用。ボディが大型化されると伝えられる通り、ホイールベース、全長が伸び、全幅もよりワイドになっているようだ。
またエンジンの配置変更や延長されたルーフから、室内のヘッドルームが大幅に向上しているともレポートされている。
パワートレインは、6速MTと9速DCTに組み合わされる、1.6リットル直列4気筒エンジン、及び最高出力280psと噂される新開発2リットル直列4気筒ターボエンジンがラインナップされるという。またハイブリッドモデルも遅れて登場する可能性が高い。
運転支援技術では、メルセデス自慢の最新世代「ディストロニックプラス」を搭載。渋滞時でも最適な車間距離を保ち走行する。
ワールドプレミアは2018年秋と予想される。
《text:子俣有司@Spyder7》