BMWのエントリーハッチバック『1シリーズ』最強モデルとなる「M140i」次期型の開発車両が、ニュルブルクリンクで初の高速テストを開始した。
今回捉えたプロトタイプは、大口エアインテーク、リップスポイラー、大型ルーフスポイラーを装着、大径ホイールにはブルーのブレーキキャリパーなど、アグレッシブなエクステリアが見てとれる。
次期型1シリーズは、MINIと共有する「UKLプラットフォーム」を採用し、これまでのFR(後輪駆動)からFF(前輪駆動)へと変更される。ホイールベースは延長され、実用性の向上が図られるが、BMWがうたう“走る歓び”はこの「M140i」へと継承される。
パワートレインは、最高出力400psと噂される3リットル直列6気筒エンジンを搭載すると予想されるが、4気筒エンジンになるとの情報もある。また、次期型では3ドアモデルの廃止が濃厚となっており、5ドアのみの設定となることが予想される。
ワールドプレミアは2018年春が有力だ。
《text:子俣有司@Spyder7》