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今年も激戦が展開! 『第5回ヨーロピアンサウンド カーオーディオコンテスト2017』リポート! Part.1

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今年も激戦が展開! 『第5回ヨーロピアンサウンド カーオーディオコンテスト2017』リポート! Part.1全 55 枚写真をすべて見る

欧州カーオーディオブランドのユニット装着車両によるサウンドコンペ、『第5回ヨーロピアンサウンド カーオーディオコンテスト2017』が、6月11日、開催された。今年も昨年までと同様に、石川県・こまつドームを舞台に、ハイレベルな白熱した闘いが繰り広げられた。

当サイトでは、これに参加した登録店の注目車両をピックアップし、それぞれのシステム構成やコンセプト等々を、今日と明日の2日間にわたり、じっくりとご紹介していく。

マツダ・アクセラ(オーナー/宮下耕一郎さん)by イースト

マツダ・アクセラ(オーナー/宮下耕一郎さん)by イーストマツダ・アクセラ(オーナー/宮下耕一郎さん)by イーストマツダ・アクセラ(オーナー/宮下耕一郎さん)by イーストマツダ・アクセラ(オーナー/宮下耕一郎さん)by イーストマツダ・アクセラ(オーナー/宮下耕一郎さん)by イースト
今年の1月から、約15年のブランクを経て再び本格的にカーオーディオを楽しむようになったという宮下さん。当初はパワーアンプ内蔵DSPですぺてのスピーカーをドライブしていたのだが、最近になってさらなる音質アップを図るべく、ミッドウーファー用に外部パワーアンプを追加。結果、音の解像度が上がり、サウンドがより豊潤になったという。搭載システムは、以下のとおり。ソースユニットがアステルアンドケルンのKANN、プロセッサーアンプがヘリックス、フロント2ウェイがベンチャー、サブウーファーがカロッツェリア。そして追加したアンプが、シンフォニ/クアトロリゴの2chモデル、という布陣である。さてその音は、なるほど密度が高く濃厚。立体感の表現にも良さが溢れていた。

トヨタ・ヴェルファイア(オーナー/溝手正宏さん)by アミューズ

トヨタ・ヴェルファイア(オーナー/溝手正宏さん)by アミューズトヨタ・ヴェルファイア(オーナー/溝手正宏さん)by アミューズトヨタ・ヴェルファイア(オーナー/溝手正宏さん)by アミューズトヨタ・ヴェルファイア(オーナー/溝手正宏さん)by アミューズトヨタ・ヴェルファイア(オーナー/溝手正宏さん)by アミューズ
溝手さんはヴェルファイアで参戦した。このクルマには約2年乗っているという溝手さん。システムは乗り始めた当初に完成させてあったのだが、イベントの1か月前にソースユニットとしてソニーのウォークマンを追加した、とのことだ。それ以外のシステムは、以下のとおりだ。メインユニットがビーウィズのMM-1D、プロセッサーもビーウィズのステイト、そしてパワーアンプがモスコニ、フロント3ウェイスピーカーがモレルという顔ぶれだ。目指しているのは、ベースカーの広い車室内空間を活かして、広がりと奥行きあるサウンドステージを再現すること。聴いてみると、まずは音の質感の良さが好印象。低域には芯があり、高域もきめ細やかでスムーズだ。リアルさも申し分なかった。

シトロエン・DS4(オーナー/三好龍彦さん)by ガレージA

シトロエン・DS4(オーナー/三好龍彦さん)by ガレージAシトロエン・DS4(オーナー/三好龍彦さん)by ガレージAシトロエン・DS4(オーナー/三好龍彦さん)by ガレージAシトロエン・DS4(オーナー/三好龍彦さん)by ガレージAシトロエン・DS4(オーナー/三好龍彦さん)by ガレージAシトロエン・DS4(オーナー/三好龍彦さん)by ガレージA
カーオーディオ歴は約20年という三好さん。コツコツとシステムアップを重ねてきたというそのユニットレイアウトは、以下のような陣営となっている。ソースユニットがソニーのウォークマン、プロセッサーがヘリックスのDSP PRO MKII、パワーアンプがアークオーディオ。そしてフロント2ウェイ+サブウーファーをディナウディオで統一している。目指したのは、「リラックスしてドライブをゆったり楽しめる音」。オリジナルのパッシブクロスオーバーネットワークを用いて中域に十分な厚みを持たせ、かつ、デジタル調整によってリアルなサウンドステージの再現が成されているとのことだ。実際に聴いてみると、確かに全体的に厚みがある。コクのあるゴージャスなサウンドが楽しめた。

ダイハツ・テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.

ダイハツ・テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.ダイハツ・テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.ダイハツ・テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.ダイハツ・テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.ダイハツ・テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.ダイハツ・テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.ダイハツ・テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.
9年で19万キロ走行しているというテリオスキッドで参加した堀田さん。搭載システムは以下のとおりだ。メインユニットはダイヤトーン サウンドナビ・NR-MZ200PREMI、パワーアンプにはアークオーディオのモデルを3台使用し、フロント3ウェイ+サブウーファーはモレルの上級モデルで固めている(サブウーファーは4発使用)。なお、昨年の暮れに、トゥイーターとミッドレンジの取り付け角度の見直しを実行。より広がりを出すこと等にトライし、成功したという。サウンドコンセプトは、「通勤時にリフレッシュできる音」。クルマで音楽を聴いて気分転換し、仕事にも遊びにも身が入るように、とのことだ。その音は、瑞々しくリアル。密度感も高く濃密なサウンドを堪能できた。

メルセデス-ベンツ・A180スポーツ(オーナー/田中雄一郎さん)by AVカンサイ宝塚店

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カーオーディオ歴は約10年という田中さん。このクルマはその歴史の中で5台目のオーディオカー、とのことだった。完成したのは今年の2月。前の愛車からシステムを移設して仕上げたという。その時、ソースユニットとプロセッサーを変更し現在のユニットレイアウトが完成している。その詳細は以下のとおりだ。ソースユニットがソニーのウォークマン、プロセッサーがヘリックスのDSP PRO MKII、パワーアンプがカロッツェリアX・RS-A99X×2台。そしてフロント3ウェイ+サブウーファーをDLSで統一している。目指しているのは、自然さと全体のバランス。さらには、声も大事にしているという。聴いてみると、音に芯があってエネルギー感が高い。ボーカルのキレ味の良さも光っていた。

ダイハツ・エッセ(オーナー/夏川 豊さん)by マイスター一宮店

ダイハツ・エッセ(オーナー/夏川 豊さん)by マイスター一宮店ダイハツ・エッセ(オーナー/夏川 豊さん)by マイスター一宮店ダイハツ・エッセ(オーナー/夏川 豊さん)by マイスター一宮店ダイハツ・エッセ(オーナー/夏川 豊さん)by マイスター一宮店ダイハツ・エッセ(オーナー/夏川 豊さん)by マイスター一宮店ダイハツ・エッセ(オーナー/夏川 豊さん)by マイスター一宮店ダイハツ・エッセ(オーナー/夏川 豊さん)by マイスター一宮店
このクルマには約3年乗っているという夏川さん。その間に3回ほどのバージョンアップを実行し、現在のシステムを作り上げた。構成は以下のとおりだ。メインユニットがダイヤトーン サウンドナビ・NR-MZ200、それにヘリックスのプロセッサーをアドオンし、パワーアンプにはRSオーディオのレベレーションA40と、カロッツェリアのPRS-A700を使っている。そしてフロント3ウェイスピーカーがブラックス、サブウーファーがカロッツェリアという陣容だ。自然で聴きやすい音を目指していて、マイルス・デイビスからちあきなおみまで、幅広く楽しんでいるとのことだった。試聴してみると、なるほど質感が高く耳当たりが心地良い。深みもあり、いつまでも聴いていたくなる音だった。

スズキ・エスクード(オーナー/横田 宏さん)by サウンドワークス

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カーオーディオ歴は約20年という横田さん。このクルマに乗るようになって2年が経過していて、その間に大きなシステムアップを計3回実行したとのことだ。現状のシステムが完成したのは最近で、今回はドアのデッドニングを大幅に見直したという。搭載システムは以下のとおりだ。メインユニット & プロセッサー & パワーアンプとしてソニックデザインのデジコア808iを使用し、フロント3ウェイ+サブウーファーをモレルで統一。なお、サブウーファーはカロッツェリアXのパワーアンプ、RS-A09Xでドライブしている。音源どおりの再生を目指し、普段はジャズ、ロック、J-POPなどを楽しんでいるとのことだ。全体的に躍動感が高く、生命力に溢れた瑞々しいサウンドを堪能できた。

トヨタ・カローラルミオン(オーナー/林 和裕さん)by パラダ

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林さんがカーオーディオを始めたのは3年前。フロアマットを見にパラダを訪れ、その時にデモカーの音を聴き衝撃を受け、愛車へのシステムの搭載を決断したという。以来こつこつとシステムアップを重ね、今では以下のようなハイエンドシステムを完成させている。メインユニットがダイヤトーン サウンドナビ・NR-MZ90PREMI、プロセッサーがヘリックス・DSP PRO MKII、パワーアンプにはアークオーディオを使い、フロント3ウェイ+サブウーファーにはモレルを採用している。コンサートホールで聴いているかのような臨場感の高い音を目指しているとのことだ。聴いてみると、解像度が高くS/Nも高い。かつ、エネルギー感も十二分で、聴き応えあるサウンドが満喫できた。

ホンダ・N-BOX(オーナー/井上知也さん)by ブリーズ

ホンダ・N-BOX(オーナー/井上知也さん)by ブリーズホンダ・N-BOX(オーナー/井上知也さん)by ブリーズホンダ・N-BOX(オーナー/井上知也さん)by ブリーズホンダ・N-BOX(オーナー/井上知也さん)by ブリーズホンダ・N-BOX(オーナー/井上知也さん)by ブリーズ
佑哉クン、安海チャンと一緒に参加した井上さん。このクルマには普段、奥さまが乗っているとのことで、ファミリーカーであるのでソフトでナチュラルな音を目指しているという。搭載システムは以下のとおり。メインユニットがダイヤトーン サウンドナビ・NR-MZ90PREMI、パワーアンプがミュゼとビーウィズ。そしてフロントスピーカーがDLSの2ウェイ、サブウーファーがフォーカルだ。なお、このクルマにシステムを積み始めたのは3年前。最初はサウンドナビの内蔵アンプでスピーカーを鳴らし、その後こつこつとシステムアップを重ね、現状の形に行き着いた。聴いてみると、確かにソフトで耳当たりが柔らかい。それでいながらエネルギー感も高く、充実感がみなぎっていた。

《text:太田祥三》

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