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【カーオーディオ・ユニット選びの極意】Section 09「カーナビ周辺アイテム編 その2 ETC2.0車載器 #03」

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パナソニック・CY-ET2000D(カーナビ連携タイプ)全 1 枚写真をすべて見る

カーオーディオに関心のある方々に向けて、製品選びの勘どころをご紹介している当コーナー。現在は「カーナビ周辺アイテム」にスポットを当てている。先週までは、「ETC2.0」について考察した。それを踏まえ今週は、「ETC2.0車載器」の選び方解説に踏み込んでいく。

さて、「ETC2.0車載器」は、2タイプに大別できる。1つがカーナビと連携するタイプ、もう1つが連携しないタイプ(「ETC2.0車載器」単独で機能するタイプ)だ。

「ETC2.0」というサービスの性格上、前者のほうが利便性は高い。広範囲に及ぶ高速道路の渋滞情報も取得できるので、それをナビで行うルート探索に活用できるからだ。「ETC2.0車載器」によってナビ機能を拡張できるのだ。

ただし、1点問題がある。それは、今使っているAV一体型ナビと連携する「ETC2.0車載器」があるかないか、という問題だ。「ETC2.0」はまだまだスタートして日が浅いので、使用中のナビが結構古いモデルだったとしたならば、連携する「ETC2.0車載器」が存在していないことも有り得る。このようなケースでナビ連携モデルを使いたいとなるとAV一体型ナビも一緒に購入する必要が出てくる。

ナビを新調しようと思っていたならば問題ないが、そのつもりがない方にとっては、ナビ連携タイプは現実的な選択肢になり得ない。または、そもそもAV一体型ナビは必要ない、と考えている方もいるだろう。このようなケースでも同様に、ナビ連携タイプは候補には上がらない。

非連携タイプはそういった方々に向けて存在している。こちらのタイプはナビとは連携しないが、「ETC2.0」で得られる情報は、ほぼすべて入手可能だ。そして、「ETC2.0」となってスタートした(今後スタートする)高速道路料金の割引サービスも、すべて問題なく受けられる。

話をまとめよう。ご自分で使っているナビと連携するモデルがあるならそれを、またはナビ自体も新調する予定があるなら併せて連携モデルを、そうでないなら非連携モデルを、という選び方となるのだ。

「ETC2.0車載器」についての解説は以上で終了とさせていただく。次週からは、その他の「カーナビ周辺アイテム」の解説に移っていく。お楽しみに。

《text:太田祥三》

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