クラリオンはトレーラー向け安全走行支援カメラシステム「サラウンドアイ 3+1」を開発、花見台自動車が発売する「超低床ダンプトレーラ」の標準装備として採用されたと発表した。
サラウンドアイは、車両の前後左右に取り付けた4つのカメラによる俯瞰映像で安全走行を支援する車載カメラシステム。これまで乗用車や塵芥車など幅広い車種に採用されている。
今回開発したサラウンドアイ 3+1は、車体左右と後方に3つのカメラを取り付け、残りひとつのカメラ(プラス1)はドライバーが不安を感じる位置に自由に取り付け可能。3つのカメラによる俯瞰映像で左折、右折時等に発生する死角をカバー、自由に取り付けたプラス1カメラで、トレーラー特有の死角をカバーする。車内モニターには左方・右方・後方死角のコの字俯瞰映像、車体後方のリアスルー映像、プラス1による映像を同時表示できる。
クラリオンは、サラウンドアイ 3+1を5月23日から26日の4日間、東京ビッグサイトで開催される「2017NEW環境展」に出展し、同社ブースで映像とパネルで紹介。また花見台自動車ブースにてサラウンドアイ 3+1を装着した超低床ダンプトレーラを展示する。
《text:纐纈敏也@DAYS》