BMWのフラッグシップ・クロスオーバーSUV、 「X7」がニュル高速テストを開始した。大型キドニーグリルを始め、「X7」は「X5」次期型と非常に似たデザインを持つと噂されている。
大きく異なるのは、そのボディサイズだ。基盤となる「CLAR」プラットフォームをロールス・ロイス「カリナン」と共有し、大人7名が余裕で座れるフルサイズSUVとなる。
パワートレインは、直列6気筒、V型8気筒、ハイエンドには6.6リットルV型12気筒エンジンもラインナップされるる。
また最新情報によると、「740e」から流用される最高出力258ps、直列4気筒ツインパワー・ターボエンジンに、最高出力83kW(113ps)を発揮する電気モーターを組み合わせた、プラグインハイブリッドモデルも投入される可能性がある。さらにこの大きなボディに4シーターのみという超豪華贅沢レイアウトモデルが投入される可能性が高いことも分かった。
ニュルで高速テストをするプロトタイプは、サイドウィンドウ、リアクォーターウインドウをパネルで完全に覆い、3列シート又は4席レイアウトを隠していると見られる。
ワールドプレミアは2018年秋。「X5」と同様にサウスカロライナ・スパルタンバーグ工場で生産予定という。
《text:Spyder7 編集部》