オペルが、2016年のジュネーブモーターショーで公開した「オペル GT」を2018年にも市販化する。さらにタルガトップモデルも投入される可能性が高いようだ。
初代「オペル GT」は、1968年から1973年まで発売された2シータースポーツクーペで、ベイビーコルベットとも言える美しいクーペラインを持っていた。
当時発売されていたタルガトップも、クーペのシルエットを継承したスタイリッシュなモデルだったが、今回エージェントから入手した予想レンダリングCGでも、ロングノーズで躍動感溢れるデザインとなっていることがわかる。
コンセプトモデルのパワートレインは、最高出力145ps、最大トルク205Nmを発揮する1リットル直列3気筒ターボエンジンを搭載するとされていた。
日本車でライバルとなるのは、トヨタ「86」(欧州ではGT86)、マツダ「ロードスター」(同MX-5)だが、トルクでは同等、あるいは上回るものの、パワーでは引けを取る。
1000kg以下のライトウエイトスポーツになると思われるが、この復活する名車を世界に知らしめるには、これらを上回るパワーが必要となるはずで、市販型でハイスペックが実現するか注目したい。
《text:Spyder7 編集部》