メルセデス・ベンツ日本は、小型SUV『GLA』の改良新型モデルを4月19日より発売すると発表した。
GLAは、『Aクラス』の派生モデルとして2013年のフランクフルトショーでデビューした車高1550mm以下のコンパクトSUV。初のマイナーチェンジを受け、今年1月のデトロイトモーターショーで初公開された新型モデルが、日本市場にも導入される。
今回の改良では、SUVらしさをより際立たせるフォルムへと進化。メルセデスSUVモデルと共通デザインのパンチドグリルフィンの採用や、アンダーガードデザイン一体型のフロント/リアバンパー、存在を主張するフォグランプデザインなど、SUVらしさを強くアピールする外観となった。またボディカラーには、「キャニオンベージュ」など3色を追加した。
安全面では、追突を回避または被害軽減を支援する「アクティブブレーキアシスト（緊急ブレーキ機能）」や、長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を検知して注意を促す「アテンションアシスト」を全車に標準装備。機能面では、足を近づけるだけでトランクリッド/テールゲートを開閉できる「フットトランクオープナー」を装備する。
ラインアップは1.6リットル直4ターボを搭載するFFモデル「GLA180」、2リットル直4ターボの4WDモデル「GLA250 4マチック」にくわえ、2リットルエンジンを最適化した新パワートレイン採用の「GLA220 4マチック」を新規設定。最高出力380psのトップモデル「AMG GLA45 4マチック」をあわせた全4モデルを展開する。
価格はGLA180が398万円、GLA220 4マチック（9月以降発売）が449万円、GLA250 4マチック（受注生産）が513万円、AMG GLA45 4マチックが792万円。
《text：纐纈敏也＠DAYS》