アウディのフラッグシップ・サルーン、「A8」のハイパフォーマンスモデルとなる、「S8」次期型プロトタイプをSpyder7のカメラが捉えた。
捕捉した試作車は、アウディ最新モデル「Q8」を彷彿させるヘッドライト形状、ワイドシングルフレームグリル、効率よく空気を取り込む大口エアインテーク、クワッドエキゾーストパイプ、そしてテールライト形状まで薄っすらと確認出来る軽擬装だ。
「A8」次期型と共有する「MLB Evo」プラットフォームを採用し、大幅な軽量化、燃費やパフォーマンスの向上も図られる他、ハイテク面では、自動運転システム「トラフィックジャムパイロット」の搭載も期待される。
ハイライトは、そのアグレッシブなボディに搭載されるパワートレインだ。
現行モデルの4リットルV型8気筒ターボエンジンから、ポルシェ「パナメーラ 4S」に搭載されている、2.9リットルV型6気筒ターボが有力とされている。実現すれば、最高馬力は550psまで向上するだろう。
また、遅れて登場が期待される「S8 Plus」には、「パナメーラ ターボ」に搭載されている、を発揮する4リットルV型8気筒の搭載が予想される。
ワールドプレミアは2017年9月のフランクフルトモーターショーが有力だが、遅れれば2018年3月のジュネーブモーターショーとなりそうだ。
《text:Spyder7 編集部》