イタリアのスポーツカーメーカー、フェラーリがジュネーブモーターショー2017で初公開した『812スーパーファスト』。同車の今年生産分が、すでに完売状態にあることが分かった。
これは、ジュネーブモーターショー2017のプレスカンファレンスにおいて、フェラーリのセルジオ・マルキオンネCEOが明らかにしたもの。同CEOは、「812スーパーファストの2017年の生産分は、完売した」と公表している。
812スーパーファストは、『F12ベルリネッタ』の大幅改良モデル。とくに外装は大幅に変更されており、フルモデルチェンジを受けたかのように見えるのが特徴。
排気量を6.3リットルから6.5リットルに拡大したV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンを、フロントミッドシップに搭載。最大出力800ps/8500rpm、最大トルク73.2kgm/7000rpmを引き出す。0‐100km/h加速は2.9秒、最高速は340km/h以上と、世界屈指の性能を誇る。
《text:森脇稔》