中国の新興メーカーテッククルーズ社が、ジュネーブモーターショーにて、EVハイパーカーの「レン」を初公開した。
エキゾチックなフロントマスクに、3座シート、バタフライドアを持つデザインは、世界的に有名な、ファブリッツィオ・ジウジアーロ氏とジョルジェット・ジウジアーロ氏によるものだ。
パワートレインはタービンにより発電機を起こし、その電力でモーターを動かす、特許取得済の「TREV」で、今回はモーター数が2、4、6個の3バージョンを発表している。
2モーターバージョンは、435ps、4モーターバージョンは870ps、最強の6モーターバージョンは1305psを発揮し、0-100km/h加速を2.5秒、最高速度は320km/hを記録すると言う。
2つのタイプのTREVが利用可能とし、80リットルの燃料で2,000kmの走行が可能と実用性にも優れている。
手作りで年間僅か10台以下の生産で、価格は最低でも1億円だと言う。
《text:Spyder7 編集部》