欧州の自動車最大手フォルクスワーゲンは、スイスで開催したジュネーブモーターショー2017において、新型車の『アーテオン』を初公開した。
アーテオンは、世界的に成功を収めている『パサート』の上に位置する4ドアクーペとして開発。スポーツカーの要素に、エレガンスさやファストバックの空間を融合させたデザインが特徴になる。現行『CC』の後継車の位置付け。
また、アーテオンには、フォルクスワーゲンの新たなデザイン言語を導入。とくにフロントマスクが新しく、フロントグリルのバーは、立体的なLEDヘッドライトへと続いている。テールゲートは大きな開口部を持つ。トランク容量は563リットル。後席を倒せば、1557リットルに拡大する。
欧州向けのパワートレインは、ガソリンとディーゼルの複数ユニット。ガソリンの最もパワフルなエンジンは、最大出力280psを発生する。
《text:森脇稔》