3月7日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2017において、『フィッティパルディ EF7 ビジョン グランツーリスモ by ピニンファリーナ』が初公開された。
同車は、カーボンファイバー製の超軽量スーパーカー。F1とインディカーでチャンピオンに輝いたエマーソン・フィッティパルディ氏のビジョンを具体化した1台だ。このプロジェクトには、イタリアを代表するカロッツェリアのピニンファリーナと、ドイツのレーシングコンストラクターHWA社、そしてグランツーリスモが参画する。
優れたハンドリングとパフォーマンスは、HWA社が開発したパワフルなV型8気筒ガソリン自然吸気エンジン、ギアボックスとサスペンションによって生み出される。また、ブレーキシステムの統合制御、超軽量なカーボンファイバー製シャシーと、非常に低い重心も特徴。
さらに、内外装は自由にカスタマイズすることができ、複数のホイールのオプションを設定。レースゼッケンやエマーソン・フィッティパルディ氏のサインブランディングの位置も選択できる。
フィッティパルディ・モーターズという新ブランドから限定生産される予定。オーナーはフィッティパルディ氏自身に、直接ドライビングレッスンを受けることができる。
《text:森脇稔》