ルノーのCセグメントハッチバック、「メガーヌ」のハイパフォーマンスモデルである、「メガーヌ RS」新型プロトタイプをSpyder7のカメラが捉えた。
ボディの多くがカモフラージュされている状態だが、ワイドフェンダー、アグレッシブなバンパー、ブレンボ製ブレーキセット、エアロダイナミクスを生むエアロパーツは、これが生産モデルであることを裏付けている。
この新型では、300ps以上と噂される2リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載し、デュアルクラッチトランスミッション「EDC」を搭載する可能性が高い。
メガーヌ RS新型には、重要なミッションがある。それは、ホンダ「シビック タイプR」、VW「ゴルフGTI クラブスポーツ」に奪われた、ニュルでのFF最速キングの称号を奪回することだ。
2014年、ルノーは「メガーヌ RS トロフィーR」で、当時最速の7分54秒36の記録を打ち立てたが、その後ホンダ「シビック タイプR」が7分50秒、VWゴルフ「GTI クラブスポーツS」が7分49秒21を記録し、王座から引きずり下ろされた。新型での王座奪還に期待がかかる。
ワールドプレミアは早ければ、ジュネーブモーターショーでのサプライズがあるかも。新型は、5ドアハッチバックのみで2017年秋以降発売となる。
《text:Spyder7 編集部》