アウディのミドルクラス・4ドアサルーン、「A6」次期型C8世代のプロトタイプを、Spyder7のカメラが初めて捉えた。
まだ初期プロトタイプのため、フルカモフラージュされているが、シングルフレームグリルはワイドになり、バンパーのエアダクトは幅をコンパクトに、上下に厚みを持たせたデザインに変更されている。
ヘッドライトとテールライトはフェイクだが、共に新グラフィックを採用した、「テーパード」デザイン(次第に絞られる)が確認出来る。
「C8」世代は、アウディの設計責任者マーク・リヒテ氏が、新型「A7」「A8」と同時に設計し、2014年の「プロローグ・コンセプト」からインスピレーションを得た、優雅なデザインが採用され、アルミニウムと高強度スチールによるVWの「MLB」アーキテクチャーにより、軽量化を図る。
気になるのは、フロントグリルに配置された左右の怪しいレーダーだ。何らかの次世代安全システムのテストに間違いはないが、実際にこの場所に配置されるのかは微妙だ。
パワートレインは、3リットルV型6気筒、4リットルV型8気筒の他、PHEV「e-tron」もラインナップされる可能性があるようだ。
室内では、プロローグ・コンセプトのディスプレイと操作類のパネルをセンタートンネルのコンソールに一体化した、「ボタンレス コンソール」の採用が期待されている。
ワールドプレミアは2018年秋が有力だ。
《text:Spyder7 編集部》