1月13日から15日まで幕張メッセで行われた「東京オートサロン2017」では、初の試みとしてカスタムカーのパフォーマンスを来場者に感じてもらうべく同乗試乗会が初めて開催された。
会場となったのは幕張メッセの隣にあるZOZOマリンスタジアム。その外周路や駐車スペースに約700mのコースを設置し、3日間開催された。
用意されたのはスバル『WRX S4 Ts』や『BRZ GT』、HASEPRO.INCの『ギャラン・フォルティス』にTRD『KOUKI 86』など総勢20台。来月国内でいよいよ発売開始となるホンダ『NSX』も登場し、滅多に乗ることができないプレミアムカーということで、注目を集めていた。
実際の運転はプロのインストラクターが行い、利用者は助手席または後部座席に同乗のみ。それでも普段は体験できないカスタムカーならではのパフォーマンスに参加者も興奮している様子だった。
来年以降の開催については、まだ未定だが、これが定着して行けば“新しい東京オートサロンの楽しみ方として確立されそうだ。
《text:吉田 知弘》