ドイツの高級車、メルセデスベンツは1月9日、米国で開幕したデトロイトモーターショー 2017において、新型『Eクラスクーペ』をワールドプレミアした。
新型は、およそ8年ぶりのモデルチェンジ。新型「Eクラス」に関しては、4ドアセダン、ステーションワゴン、ワゴンベースのクロスオーバー車「オールテレーン」がデビューしており、Eクラス クーペは、新型の第4のバリエーションとなる。
新型Eクラスクーペは、新型『Sクラスクーペ』や新型『Cクラスクーペ』同様、クーペのセオリーに従った美しいフォルムを追求。同時に、「スタイリッシュ&スポーティ」を目標に掲げ、躍動感あるデザインを実現した。
新型のボディサイズは、全長4826mm、全幅1860mm、全高1430mm、ホイールベース2873mm。現行型に対して、123mm長く、74mmワイド、32mm背が高い。ホイールベースは113mmの延長となる。
ボディサイズ拡大の効果で、室内空間が広がった。現行モデル比で、前席の頭上空間は18mm拡大。肩周りは50mm、肘周りは38mm広がる。後席足元の空間も、74mmゆとりが増した。
この他、新型Eクラスファミリー同様、スマートフォンとの連携を強化。ドライバー正面には17.8cm、ダッシュボード中央には21.3cmのワイドモニターがレイアウトされるなど、インフォテインメントが強化されている。
《text:森脇稔》