富士重工業(スバル)は、1月9日に米国で開幕するデトロイトモーターショーにて、2018年型『WRX/WRX STI』(米国仕様車)を出展すると発表した。
今回の改良では、新造形のLEDヘッドランプとフロントグリル、大型化したフロントバンパーグリルの採用によりフロントフェイスを刷新。インテリアもブラック調パーツを随所に採用するなど、質感を向上させた。
走行性能については、サスペンション設定の最適化等により、優れた操縦安定性とフラットな乗り心地を向上させた。WRX STIはマルチモードDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)を従来型の電子制御と機械制御の組み合わせから、電子制御のみに一本化し最適化。回頭性を向上し、ドライバーの思い通りに操ることができるハンドリング性能を実現している。
そのほか、ステアリング連動ヘッドランプや、停車時にブレーキペダルから足を離しても停車状態を維持するオートビークルホールドを採用。安全性能や実用性も進化させた。
《text:纐纈敏也@DAYS》