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年賀状を圧倒…新年のあいさつ、15-59歳の9割はLINE利用

教育教育

新年のあいさつをどのように送る予定か(年代別)全 4 枚写真をすべて見る

 LINEが行った調査によると、10代の約6割、20代の約7割が「紙の年賀状よりもLINEで新年のあいさつを送る」と回答したことが明らかになった。10代~20代では「紙の年賀状だけを送る予定」が1割にも満たなかった。

 「新年のあいさつ風習に関する調査」は、LINEが全国に住む15歳~59歳の男女3,600人を対象に実施。3,595人の有効回答を得た。調査期間は12月1日~2日。

 新年のあいさつにLINEを利用(「年賀状とLINEの併用」もしくは「LINEのみ」)する人は全体の89%だった。20代男性の49%、20代女性の39%が「LINEのみ」と回答。一方で、「紙の年賀状のみ」と回答した人は全体の11%。10代男性で6%、20代男性で8%、10代女性で6%、20代女性で3%と、10代~20代では1割にも満たなかった。また、10代の約6割、20代の約7割が「紙の年賀状よりもLINEで新年のあいさつを送る」と回答し、若者世代にLINEでの新年のあいさつが浸透していることが明らかになった。

 新年のあいさつを送る相手は年賀状・LINEともに「友達」がもっとも多く、全年代で1位。ついで、「家族」「親戚」が多かった。また、年賀状は「先生」「上司」、LINEは「恋人」「同僚」「知り合い程度の人」が上位に入り、相手によって使い分けされている傾向が見られた。

 「新年のあいさつがLINEで送られてきたら『マナー違反だ』と感じる相手」を調査すると、「取引先」15%、「部下」12%、「上司」10%、「後輩」10%の順だった。しかし、全年代を平均すると70%が「マナー違反だと感じる相手はいない」と回答した。

《text:外岡紘代》

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