日本では「ゲレンデヴァーゲン」の名称で人気の、メルセデスベンツ最高級オフローダー、『Gクラス』次期型プロトタイプが、絶景の雪山で登山テストを行った。
発売以来38年間、マイナーチェンジを繰り返し、内装やインフォテイメントシステムのアップデートを繰り返してきた「Gクラス」だが、2017年に初のフルモデルチェンジを行う可能性が高い。
ハイライトは次世代プラットフォームにより、全幅を約10センチ拡大し、軽量アルミニウム素材により、300kg程度の大幅減量が施されることだ。
エクステリアは、2012年にロサンゼルスモーターショーで公開された近未来オフローダー、「エナーGフォース コンセプト」から意匠を得るとも噂されるが、長年守り続けた伝統的エクステリアが、どこまでその新デザインを受け入れるのか注目したい。
パワートレインも一新され、新開発の3リットル直列6気筒エンジン「256」を搭載、さらにハイブリッドモデルにも期待が集まる。
ワールドプレミアは2017年秋、フランクフルトモーターショーが最有力だろう。
《text:Spyder7 編集部》