ホンダは、イタリア・ミラノで11月10日に開幕した「EICMA2016(ミラノショー)」に、コンセプトモデルを2台出展した。
コンセプトモデル「CB1100TR コンセプト」は、CB1100をベースに、米国のフラットトラックレースの感動と興奮をイメージしたモデル。開発テーマは、「King of Urban Flat Track Circuits」。
通常のフラットトラックレーサーのオフロードスタイルとは対極的なイメージを演出し、レーシングスピリットとヨーロッパで人気のあるストリートテイストの融合を図った。
また、「アフリカ ツイン エンデューロ スポーツ コンセプト」はアドベンチャーモデルのCRF1000L アフリカ ツインをベースに、ライダーに新たな可能性を提案するためにデザインしたコンセプトモデル。開発テーマは「Queen of the Off-Road」で、エンデューロスポーツモデルとして、オフロード性能を進化させた。随所にモトクロス・エンデューロマシン「CRFシリーズ」の軽量パーツを装着し、スタイリングは、軽快でスポーティーなイメージを演出した。
2台のコンセプトモデルは、ローマに拠点を置く、ホンダR&Dヨーロッパが製作した。
《text:レスポンス編集部》