マツダの米国法人、北米マツダは11月1日(日本時間11月2日未明)、米国ラスベガスで開幕したSEMAショー16において、新型『ロードスターRF』の「Kuroコンセプト」を初公開した。
同車は、米国市場で発売されたばかりの新型ロードスターRFをベースに開発されたコンセプトカー。新型ロードスターRFは、電動リトラクタブルハードトップを装備。クーペボディとオープンボディが、簡単に切り替えられる。
SEMAショー16で初公開されたKuroコンセプトでは、ボディカラーをサテンブラックメタリックで塗装。黒色に近い灰色、チャコールのセミマット塗装が、類まれな存在感を主張する。
足元は、BFグッドリッチ製の215/45R17サイズ「Rival G-Force」タイヤを装着。レイズ製のホイールを組み合わせる。ブレンボ製のブレーキと調整式サスペンションは、レーシングカーの『グローバルMX‐5カップカー』から移植された。
この他、軽量なセンターエグゾーストシステムを装着。北米マツダは、「最大でおよそ7hpパワーが向上した」と説明している。
《text:森脇稔》