トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は11月1日(日本時間11月2日未明)、米国ラスベガスで開幕したSEMAショー16において、『ランド スピード クルーザー』を初公開した。
SEMAショーは毎年秋、米国ラスベガスで開催されるチューニングカー&カスタマイズカーの一大イベント。日本のオートサロンとドイツのエッセンショーと並んで、世界三大チューニングカーショーと呼ばれる。
SEMAショー16で初公開されたランド スピード クルーザーは、トヨタ『ランドクルーザー200』をベースにしたカスタマイズカー。「世界最速のSUV」を目標に掲げて開発された。
レクサス『LX570』 と共通の5.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、2個のギャレット製ターボで過給。最大出力2000hpという圧倒的パワーを獲得する。
トランスミッションは、カスタム仕様の8速に変更。クラッチやデフ、サスペンション、ブレーキなどは強化された。車高は、大幅にローダウン。米国トヨタ販売は、「最高速が354km/hに届く性能を持つ」と説明している。
《text:森脇稔》