ポルシェ謎のプロトタイプをキャッチした。
一見、4ドアサルーン「パナメーラ」だが、画像を分析するとホイールベースが切り詰められ、リアドアが不自然に短くされており、2ドアボディを偽装している可能性が高い。
欧州エージェントのレポートによれば、このプロトタイプは、ポルシェが1978年から1995年まで製造した、スタイリッシュな2ドアハッチバック、『928』後継モデルの可能性があるという。
「928」は「911」に続く新たな主力モデルとして開発され、当時、次世代フラッグシップとして発売された。4.5リットル水冷V型8気筒エンジンをフロントミッドシップにマウントし、絶大な人気を誇ったが、ポルシェの経営悪化に伴い、惜しまれ生産中止に追い込まれた。
以降、「928」後継モデルは存在していないが、23年振りに復活する可能性があるという。
ポルシェはすでにパナメーラのコンパクト版である、4ドア「パジュン」のプロジェクトを進めており、これとは別にラグジュアリー2ドアクーペの計画があっても不思議ではないだろう。
「928」復活となれば、パワートレインは3.5リットルV型6気筒、及び新開発の4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載する可能性が高いだろう。
ワールドプレミアは2018年頃になりそうだ。
《text:Spyder7 編集部》