米国のフォードモーターは11月1日、米国ラスベガスで開幕するSEMAショー16において、新型フォード『フォーカスRS』のカスタマイズカーを初公開する。
SEMAショーは毎年秋、米国ラスベガスで開催されるチューニングカー&カスタマイズカーの一大イベント。日本のオートサロンとドイツのエッセンショーと並んで、世界三大チューニングカーショーと呼ばれる。
フォードモーターは今年のSEMAショーにおいて、新型フォード フォーカスRSのカスタマイズカーを複数、初公開する予定。そのうちの1台は、「Roush Performance」がカスタマイズを手がけた。
新型フォーカスRSには、直噴2.3リットル直列4気筒ガソリンターボを搭載。ノーマル状態のスペックは、最大出力350hp。Roush Performanceでは、吸排気系やコンピュータをチューニングし、冷却性能も向上。最大出力は500hpを引き出す。
サスペンションやブレーキは強化され、255/35ZR19サイズのタイヤを履く。専用エアロパーツも装備された。なお、フォードは同車の予告スケッチを1点、公開している。
《text:森脇稔》