BMWグループのMINIが現在、開発を進めている次期『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)。同車に、プラグインハイブリッド車(PHV)が設定されることが判明した。
これは10月17日、MINIが明らかにしたもの。「次期MINIクロスオーバーに、英国プレミアムブランド初のPHVを用意する」と発表している。
すでにMINIを擁するBMWグループは、電動車両に特化した「i」ブランドで、PHVの『i8』と『i3』を投入。BMWブランドも、PHVシリーズの「iパフォーマンス」を展開済み。
この流れを、今度はMINIブランドにも導入する計画。最初の市販PHVが、次期MINIクロスオーバーとなる。
現時点では、PHVシステムの詳細は公表されていない。ただし、EVモードの最高速は、「AUTO eDRIVE」モードが80km/h、「MAX eDRIVE」モードが125km/h。MINIは、「EVモードの最高速を30-40km/hに制限していないのは、市街地の車の流れを上回る性能を持たせるため」と説明している。
《text:森脇稔》