日産自動車が9月末、フランスで開幕したパリモーターショー16でワールドプレミアした新型『マイクラ』(日本名:『マーチ』)。安全性の追求にも抜かりはない。
新型マーチは、欧州における日産のBセグメントモデルとして、充実した安全装備を全グレードに導入する。狙いは、「ニッサン インテリジェント ドライビング」の実現にある。
新型マーチには、欧州のBセグメント車としては初めて、「車線逸脱防止支援システム」(LDP)を採用。日産ブランド車としては欧州初となる「歩行者認識機能付きインテリジェントエマージェンシーブレーキ」も搭載している。
また、上級セグメントに装備されている「インテリジェントアラウンドビューモニター」、「標識検知機能」、「ハイビームアシスト」、「ブラインドスポットワーニング」などの技術も、積極的に投入した。
日産自動車は、「これらの先進安全装備は自動運転の要素技術でもあり、ニッサン インテリジェント モビリティにとって必要不可欠な技術」とコメントしている。
《text:森脇稔》