日産自動車が9月29日、フランスで開幕したパリモーターショー16でワールドプレミアした新型『マイクラ』(日本名:『マーチ』)。先代に対して、ハンドリング性能も引き上げられている。
新型マーチには、快適な乗り心地を実現する「アクティブライドコントロール」と、アンダーステアを低減し軽快なハンドリングをサポートする「アクティブトレースコントロール」を導入。
この2種類のシステムは、欧州向けの『キャシュカイ』と『エクストレイル』にも採用。運転の楽しさと安心を両立する革新的な技術となる。また、ブラシレス電動パワーステアリングシステムを搭載し、ステアリングフィールとレスポンスを向上させた。
このシャシーを、ダウンサイズエンジンと先進的な空力性能を持つボディに組み合わせた。日産によると、新型は効率的かつ俊敏な走りを実現しているという。
日産自動車は、「安心感のある軽快なドライビングパフォーマンスを提供することで、従来のBセグメントの顧客の期待を大きく上回るものに仕上がった」と、自信を示している。
《text:森脇稔》