フォルクスワーゲン(VW)グループジャパンは9月21日、一部改良した『ザ・ビートル』を発売した。バンパーデザインを刷新したほか、ボディカラーを8色展開とすることでシートの素材や色との組み合わせにより32通りのバリエーションを揃えたのが特徴。
VWジャパンのティル・シェア社長は同日、都内で開いた発表会で「今回、新しいカラーコンセプトを発表することで、さらに人生を豊かにするクルマ、クルマをただ運転するだけではなく、そこにフレッシュな新たな体験を持ち込むことが可能になったと思う」としたうえで、「インテリアを含めると32種類のバリエーションになるので、まさに自分だけのザ・ビートルを造って頂けるようになった」と紹介した。
ボディカラーはストーンウォッシュドブルーメタリックおよびボトルグリーンメタリックの2つの新色に、限定車で設定していたサンドスームイエローメタリック、ハバネロオレンジメタリックを含む8色の展開とした。これに黒またはベージュのファブリックシートやオプション設定のレザーシートを組み合わせることで最大32通りの中から、好みにあったものを選べるようになっているという。
また中間グレードのザ・ビートル デザインはダッシュパネル、ドアトリム、ステアリングトリムをボディカラーと同色にしているのも特徴のひとつとなっている。価格は234万9000~345万9000円。
《text:小松哲也》