ドイツの高級車、メルセデスベンツは9月15日、フランスで9月29日に開幕するパリモーターショー16において、メルセデス『AMG GLC 43 4MATICクーペ』をワールドプレミアすると発表した。
同車は、メルセデスベンツの新型SUVクーペ、『GLCクーペ』に追加された高性能なAMGモデル。最近のメルセデスベンツに「AMG 43」が設定されたのは、『SLK』の大幅改良モデルの『SLC』、新型『Cクラスクーペ』、新型『Cクラス カブリオレ』、新型『Eクラスセダン』、『GLC』などに続くものとなる。
メルセデスAMG GLC 43 4MATICクーペの内外装は、AMGらしいスポーティな演出。足回りには、「AIR BODY CONTROL」と呼ばれるエアサスペンションをベースにしたスポーツサスペンションを採用した。
パワートレインには、他の「AMG 43」と同じく、直噴3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。AMGチューンのこのエンジンは、最大出力367hp/5500-6000rpm、最大トルク53kgm/2500-4500rpmを引き出す。
トランスミッションは9速の9Gトロニック。駆動方式は4WDの4 MATIC のAMGパフォーマンス仕様。0-100km/h加速4.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)と、優れた動力性能を実現している。
《text:森脇稔》