富士重工業(スバル)は、SUPER GT第6戦、第45回インターナショナル鈴鹿1000kmレースが行われている鈴鹿サーキットに、『WRX S4』の「tSコンセプト」を展示した。
GPスクエアのイベントスペースには、各メーカーのブースが展開しているが、その中のスバルブースに、1台の青い車が展示されていた。一見すると以前発売されて一瞬で完売となった、「S207」と同じように見えるが、フロントガラスにはtSコンセプトのハチマキが巻かれている。
内装をみるとミッションがAT(CVT)となり、天井にアイサイトのカメラがあることでS4と認識できるレベルだ。外装ではリアウイングの翼端板がS207ではなく、STIの刻印となる以外同じだ。足回りもS207と同時でフレシキブルタワーバーをはじめ、ドロースティフナーやクランプスティフナー、サポートサブフレームリアなどが装備される。
AT(CVT)ということで、グリル内にCVTクーラーを装備し、アグレッシブなドライブにも対応できるようになっているのが特徴だ。細かいところではシートの座面長を伸ばし、もも裏のサポート性のアップさせている。さらにタイヤ内に吸音材を入れて静粛性のアップなども現在詰めている最中だという。
tSモデルやSモデルの特徴のブレンボキャリパーは前輪にだけ装備、リアは電動パーキングブレーキの兼ね合いでノーマルとなる。アイサイト装備ということで、ブレンボブレーキの効きとアイサイトの調整をしている最中だという。
S4でもスポーティでS207のようなドライビングが可能になり、なおかつアイサイトで安全なドライビングを楽しめるというモデルに仕上がっている。
発売時期や値段などは未定だという。
《text:雪岡直樹》