英国の高級車メーカー、ベントレーは8月16日、米国カリフォルニア州で8月中旬に開催される「モンテレー・カー・ウィーク」において、『コンチネンタル GTスピード』の「ブラックエディション」を米国初公開すると発表した。
モンテレー・カー・ウィークの有名イベントが、「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」。全米から車好きの富裕層が多く集まる一大イベントで、世界中から貴重なクラシックカーが展示される。
同車は4月上旬、欧州で発表。ベントレーの英国クルー本社の職人が、ハンドメイドのカスタマイズを施した特別モデル。クーペとコンバーチブルの両モデルに設定される。
外観はドアミラー、フロントリップスポイラー、サイドスカート、リアのデフューザーに、イエローやレッドなど4色をアクセントカラーとして使用。内装も、シートやドアトリム、センターコンソールなどに、同じアクセントカラーが配された。
また、21インチのアルミホイールは、ブラックで塗装。ブレーキキャリパーは、レッドまたはブラックが選択できる。室内には、カーボンファイバー製トリムパネルが装備される。
6.0リットルW12気筒ツインターボエンジンは、最大出力642ps、最大トルク85.6kgmを発生。0-100km/h加速4.1秒、最高速331km/hの優れたパフォーマンスを実現している。
《text:森脇稔》