ドイツの高級車メーカー、アウディは7月14日、新型『A5 クーペ』の欧州での受注を開始した。
初代A5 クーペは2007年3月、ジュネーブモーターショー07でワールドプレミア。デビュー9年を経て、A5 クーペが2世代目にモデルチェンジ。
新型のデザインは、力強くスポーティかつエレガントさを追求。優れたエアロダイナミクス性能を持つ洗練されたデザインが特徴になる。フロントグリルには、最新のアウディデザイン言語を反映させた。
また新型では、複合素材を使用することにより、先代比で車両重量を、最大で60kg軽量化。アウディによると、セグメントにおいて、最も軽いボディに仕上げているという。
先代よりも、ボディサイズとホイールベースを拡大した効果で、室内空間が拡大。後席は40対20対40の3分割で倒せる。トランク容量は465リットルで、先代比よりも10リットル広い。オプションで、「アウディバーチャルコクピット」が選択できる。
アウディは7月14日、新型A5 クーペの欧州での受注を開始。ドイツでのベース価格は、4万3150ユーロ(約506万円)に設定。納車の始まりは、今秋ごろを予定している。
《text:森脇稔》