ポルシェ『911』のハイチューンモデルである、『911GT3 RS』次世代型がニュルで高速テストを開始した。
ニュルブルクリンク北コースでは、SUVからハイスペック・スポーツモデルまで、新型モデルが幅広く高速テストを行っている。今年も4月頃から、多数のハイスペックモデルがラップタイムを計測しているが、この「911GT3 RS」次世代型が、「2016シーズン・高速テスト」で暫定首位となる最速ラップを出していた事がわかった。
もちろん、これがテスト走行であることを忘れてはいけないが、その存在感は別格と言えそうだ。
次期型はフロントバンパーのエアインテークが拡大される他、ボンネットエアダクトやリアのデュフューザーデザインが変更され、さらにはエキゾーストパイプがセンターから両サイドへ移動されていることに気付く。
パワートレインは現行モデルの4リットルから4.2リットルへアップされる、ボクサー6自然吸気エンジンが搭載され、その最高馬力は525psを叩き出すとリポートされている。
ワールドプレミアは2017年3月のジュネーブモーターショーが有力で、名称は「911 GT3 RS 4.2」が最有力候補となっているようだ。
《text:Spyder7 編集部》