英国のスポーツカーメーカー、ロータスカーズは6月24日、ロータス『3-イレブン』の生産を英国ヘセルの本社工場で開始した。
同車は2015年6月、英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で初公開。ロータスカーズが開発を進めてきた新型スポーツカーで、歴代ロータス車で最速のパフォーマンスが追求されている。
3-イレブンは、ウインドスクリーンやサイドウインドウのないスパルタンなデザインを採用。乾燥重量はロータス車らしく、カーボンファイバーやアルミを使い900kgを下回る軽量ボディが特徴となる。
エンジンは、『エヴォーラ400』用の3.5リットルV型6気筒スーパーチャージャー。最大出力460hp、最大トルク45.9kgmを獲得する。トランスミッションは6速MT。軽量ボディにパワフルなエンジンを載せた3-イレブンは、優れた性能を実現。0-96km/h加速2.9秒、最高速290km/hの性能を持つ。
6月24日、英国ヘセルの本社工場から、ロータス3-イレブンの量産第一号車がラインオフ。ボディカラーが、マット及びグロスブラックの1台の出荷を、ジャン マルク・ゲールズCEO以下、従業員が祝福している。
《text:森脇稔》