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ホンダ シビック タイプR、量産FF車の最速ラップ達成…欧州5サーキット

自動車ニュース

新型 ホンダ シビック タイプR(ベルギーのスパ・フランコルシャン)全 5 枚写真をすべて見る

ホンダは6月14日、新型『シビック タイプR』が、欧州の5つの有名サーキットにおいて、量産FF車の最速ラップタイムを記録した、と発表した。

今回の発表は2014年5月、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースでのタイムアタックに続くもの。この時のベストラップは、7分50秒63。ルノー『メガーヌR.S. 275トロフィー-R』の記録を4秒近く短縮し、量産FFハッチバックモデルのニュルブルクリンク最速タイム(当時)を打ち立てた。

ホンダは今回、欧州の5つの有名サーキットにおいて、新型シビック タイプRのタイムアタックを実施。英国のシルバーストン、ベルギーのスパ・フランコルシャン、イタリアのモンツァ、ポルトガルのエストリル、ハンガリーのハンガロリンクの各サーキットで、ラップタイムを計測した。

その結果、新型シビック タイプRは、5つのサーキットのすべてで、量産FF車の最速ラップタイムを記録。欧州ホンダのフィリップ・ロス上級副社長は、「今回の挑戦が、FF高性能車セグメントにおけるシビックタイプRのベンチマークとしての地位を、確かなものにする」とコメント。

新型ホンダ シビック タイプRには、新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTEC」ターボを搭載。最大出力は310ps/6500rpm、最大トルクは40.8kgm/2500rpmを引き出す。0‐100km/h加速5.7秒、最高速270km/hの性能を誇る。

《text:森脇稔》

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