アストンマーティンは、『DB9』のファイナルバージョン「ラスト オブ 9」を発表した。製造台数は18台、日本市場には3台のみの導入となる。
ボディカラーはQヘリテージ・カンバーランド・グレイを採用。フェンダーには限定バージョンにふさわしいブラック塗装の「Last of 9」バッジを装着する。
インテリアでは、サンドストーム・ゴールドレザーの装飾ピンストライプを備えたセミアニリン・ビターチョコレート・カラーの本革シートや、「Last of 9」の刺繍が施したカシミア張りのヘッドライニングなど、ユニークでラグジュアリーな専用アイテムを装備する。
ダッシュボードには、フィドルバックと呼ばれる、木目を美しく揃えたウッドパネルが採用され、ビレット・アルミニウム製のロータリー・スイッチには、機械加工による飾り模様を施している。
また購入者には、製造プロセスを記録したQ by Aston Martinブックを贈呈するとともにアストンマーティン・オーナーズ・クラブへも登録。クルマの製造工程を見学するために、アストンマーティン本社を訪れることもできるという。
《text:纐纈敏也@DAYS》