「待ってました~!」という方が多かったのではないでしょうか? そのわりにあまり変わらなかったなぁ~という印象をお持ちの方も多かったのでは? 確かに見た目の印象はそんなに大きく変わらなかったなぁ~というのが、私の第一印象でした。ただですね、当たり前ではありますが、乗るとやっぱり違うんですよ。
まずなんてったって、軽い! クルマにとって軽いことは絶対正義だと私は常々思っていたりするのですが、50kgの軽量化はやっぱり効いてましたね。オートマチックテールゲート(これ超便利!)などが標準装備されたのにもかかわらず、50kgもダイエットしちゃうとは…見習いたいものです(笑)。
そんな走り味に合わせたかのように、全体的に低く構えたスポーティな雰囲気になったのも好印象。最近クロスオーバーSUVブームですから、どうせならワゴン=アバントですよ~というカッコしてた方が、個性もアピールできるし、選ぶ方もわかりやすくっていいですよね。荷物の載せおろしだって、断然やりやすいですから。荷室もライバルに比べて広いですしね!(※編集部注:5人乗り状態で505リットル、最大1510リットルまで拡大)
そして、個人的にはやっぱりAWDのクワトロモデルの方が、安定感があって好みだったりします。出力もトルクも上なので、荷物も人も満載にしてお出かけした時の余裕が、やっぱり違ってくると思います。
それにね、最近のゲリラ豪雨なんかに遭遇すると、AWD性能ってやっぱり安全装備のひとつなのかもしれないなぁ…なんて思うわけですよ。アウディだったらやっぱりクワトロがいいなぁ。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★
竹岡圭|モータージャーナリスト・タレント
「クルマ&カーライフは楽しくなくっちゃネ!」をモットーに、さまざまな媒体で「喋って・書いて・走っ て」を実践する女性モータージャーナリストとしてカーライフ全般を女性の視点からレポートする。モータースポーツでも、耐久レースやラリーレイドなど数々 のレースに参戦するなど、硬軟幅広く携わる。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
《text:竹岡圭》