英国のスポーツカーメーカー、ケータハム(ケーターハム)は6月13日、英国で6月23日に開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」のヒルクライムに、ケータハム『7』の「620R」で参加すると発表した。
620Rは、従来のケータハム7シリーズの最上級車、『R500』の後継車として登場。ケータハム7の生産開始40周年を記念するモデルとなり、歴代最速のパフォーマンスを追求する。
搭載エンジンは、フォードモーター製の2.0リットル直列4気筒ガソリンをスーパーチャージャーで過給したユニット。最大出力は311ps/7700rpm、最大トルクは30.3kgm/7350rpmを引き出す。トランスミッションは6速シーケンシャル。
このパワフルなエンジンを軽量ボディに載せた620Rは、0‐96km/h加速わずか2.8秒という驚異的なパフォーマンスを実現。最高速は250km/hに到達する。
この620Rが、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード名物のヒルクライムに参加する予定。「Race Car for the Road」のカテゴリーに出走し、全開走行で歴代最速のパフォーマンスをアピールする。
《text:森脇稔》